やる気は後からやってくる

俯瞰視

「やる気がでないので一歩が踏み出させない。」

人生振り返るとそんな瞬間が
沢山あったのではないでしょうか?

「なんでやる気が出せないんだろう」
と悩んだこともあるのでは?

僕はあります。

・大事なことの先延ばし。
・やらなきゃいけないことを放置。
・自分との約束を守れない。

これらは全て「やる気が出ない」ことが
原因だと思っていました。

その度に自分を駄目な人間だと反省し、
「次こそは気合を入れて頑張るぞ。」
と思ってはみるものの
また同じようなことを繰り返してしまう。

更に自分を駄目だと思う。
このループを僕も繰り返してきました。

しかし、

僕はある事実を知って
目ん玉飛び出るくらい驚きました。

その事実とは
やる気は行動してからついてくる
らしいんです。

例えば部屋の掃除をしなければならない場面。

全くやる気が出ずにいるとします。

この時に部屋全体ではなく、
例えばこの棚だけ片付けよう。
そう思って掃除します。

すると不思議なもので、
「せっかくだからもう少しやってみるか」
と思うんです。
これは脳の仕組み上そうなってしまうわけです。

「行動先行型モチベーション」
とよばれるものらしく、
行動を起こすと僕たちの脳は
「もしかしてこれ大事かも」
と感じるようになります。

そして少し掃除が出来ると
「やった!出来る!」という気持ちが湧いてくる。
これがやる気が出てくる仕組みです。

勿論科学的な証明があります。
心理学における「自己知覚理論」という考え方です。

人は自分の行動を観察し、
その行動から自分の考えや感情を
推測する傾向があります。

つまり行動を起こすと、
自分がその活動に
「興味がある」または「重要だと感じている」
と無意識に解釈するわけです。

その結果やる気が湧いてくる。

だからまずはめちゃくちゃ低いハードルで良いので
やってみることが大切です。
少しでも手を付ける。

そうすれば勝手に脳がやる気になってくれる。

一番駄目なことは一歩も踏み出さないこと。

0.5歩いや0.1歩で構わないので
踏み出せばいいだけです。
やってみたらわかります。

一歩踏み出せば、その一歩が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。

つまりはそういうことです。

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