自己連続性不足が目標達成未達を招く

「なりたい自分を描けば、あなたはそれになれる!」
どこかの自己啓発本に出てきそうな言葉ですが、

・素敵なキャリア
・充実した人間関係
・理想の体型
・奔放な異性関係

一般的に理想とするこれらを描いても、現実はなかなかそうはいかない。
「変わりたい!」と強く願うのに、なかなか変われない。

そういったことを経験して、何が原因なのか色々と調べてたら、もしかしたらこれが原因かな?と思ったものを一つだけ見つけた。

それが「自己連続性」。

自己連続性って何?

「自己連続性」って聞くと、ちょっと難しそうに感じるかもしれない。

簡単に言うと、過去の自分、今の自分、未来の自分が繋がっている感覚のことらしい。
まるで一本の糸で繋がっているように、自分は自分であり続けているという感覚。

どうやらこの自己連続性がない。(正確に言うと薄い)から目標達成ができないらしい。

大谷選手は、高校時代の監督からの教えで、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたというのは有名な話である。

あれはまさに、未来の理想の自分と今の自分が繋ぐという作業になるらしい。
具体的な目標と具体的な道筋を書くことでそこに今の自分と未来の自分がつながっているわけだ。

自己連続性を認識する方法

では、どうすれば自己連続性を認識できるか?
一般的にいわれている方法をいくつか挙げてみる。

過去の成功体験を振り返る

過去の成功体験を思い出すことで、自分がどんな困難を乗り越えてきたのか、どんな強みを持っているのかを再認識する。
あの時できたんだから、きっと今回もできる!という自信が湧いてくるとのこと。

未来の自分の姿を想像し、感情を味わう

目標を達成した未来の自分を鮮やかにイメージしよう。
どんな景色の中で、どんな感情を抱いているか?

その感情をリアルに感じることで、未来の自分と今の自分が繋がり、モチベーションが高まるとのこと。

小さな目標を達成し、成功体験を積み重ねる

大きな目標をいきなり達成しようとするのではなく、小さな目標を立てて、一つずつクリアしていくことで、自己効力感(=自分にはできるという感覚)を高め、自己連続性を強化できるとのこと。

この他にも「日記をつける」「自分の価値観を明確にする」等様々な方法があるようである。
はっきり言って面倒くさい。

そもそもなりたい自分を想像することが面倒くさいって人は多いだろう。
かくいう僕もその一人なのだが、まずは試してみるしかない。

しょうがなしに、AIを使ってこのトレーニングを行っている最中である。
結果は1~3ヶ月後に報告できるであろう。
とにかくやってみる。

自己連続性を目標達成に活用する方法

トレーニングにより自己連続性を認識したら、次はどんなことをすれば目標達成できるのだろうか?
ここでもつまらないかもしれないが、一般論を書いておく。

1.未来の理想の自分と今の自分を繋げるための具体的な行動計画を立てる
未来の自分と今の自分の間にあるギャップを埋めるためには、どういう行動を立てるか。
具体的な行動計画が必要とのころ。
目標達成までの道のりを細分化し、今日からできることを明確にする。

2.目標達成までの道のりを細分化し、小さな成功体験を積み重ねることで自己連続性を強化する
大きな目標を一気に達成しようとするのではなく、小さなステップに分けて、一つずつクリアしていく。
それにより、自己連続性を強化し、モチベーションを維持することができるらしい。

3.過去の成功体験から自信を引き出し、モチベーションを維持する
目標達成の過程で困難にぶつかった時は、過去の成功体験を思い出そう。
「あの時も乗り越えられたんだから、今回も大丈夫」という自信が、前進させる力になるとのこと。

まとめ

自己啓発本に出てきそうな話ばっかりではあるが、目標達成するためには、こういたことをすることで「自己連続性」を実現させることが重要なようである。

ただ正直めんどくさそうな話ではあるし、こんなことをしなくても目標達成できる人がいるのだろうが、まず達成したい自分すら想像できていないことが問題ではなかろうかと感じているので、一般的に言われているこれらのことをまずは続けてやってみるしかないと思っている。

やってみなけりゃわからないんだから、まずはやってみよう。

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